Microsoft Access の業務ツールをお使いの方へ
その Access、直して使うか、Web に移すか。
版や VBA、画面・帳票の数などを選ぶと、ツールに合った進め方の目安が分かります。直して使うか、Web に移すか、置き換えるか、合うものをお伝えします。
こんなきっかけはありませんか
- Access 2016・2019・2021 のサポート終了
- 作った人の異動・退職
- Microsoft 365・64bit 版への切り替え
Access のサポート終了
- Access 2013 以前:すでにサポートが終了しています。
- Access 2016・2019:2025年10月14日にサポートが終了しました。
- Access 2021:2026年10月13日にサポートが終了しました。
- Microsoft 365 の Access は、この終了日の対象ではありません(更新が続きます)。
サポートが終わっても、ツールはそのまま動きます。ただし、新しく見つかった弱点(脆弱性)は直されなくなります。
こんなとき、ありませんか
- Microsoft 365 や 64bit 版への切り替え、PC の入れ替えのあとに動かなくなった
- 作った人が異動・退職して、直せる人がいない
- 動きが重い、ファイルが壊れる、何人かで同時に使えない
- 社外や在宅から使えない
- Excel への転記や、手作業の集計が多い
- 誰が何を見た・変えたかの記録や、権限の管理を求められている
そのままにしたときのリスク
すぐに困ることはなくても、次のようなことが起こりえます。
業務が止まる
Office の更新や PC の入れ替えをきっかけに動かなくなると、そのツールを使う業務が止まります。
サポートの終わった版で動き続ける
弱点が見つかっても直されない版で、業務のデータを扱い続けることになります。
一人に頼りきりになる
中身が分かる人がいないと、直すことも、やめることも決められません。
データの管理
コピーが個人の PC や USB メモリに広がりやすくなります。共有フォルダがランサムウェアで暗号化され、バックアップも無いと、Access のデータも同時に使えなくなります。
どの進め方を選んでも、権限・記録・バックアップを管理できる形にしておくことが大切です。
進め方は、3つあります
どれが合うかは、ツールの使われ方で変わります。無料Web診断で、どれが合うかの目安が分かります。進め方は、相談のうえで一緒に決めます。
直して使い続ける
今の Access を直して、使える状態に戻します。
合うケース
- 64bit 版への対応など、直すところがはっきりしている
- 使う人が少ない
- 機能が限られている
- 使う期間が短い
Web に移す
ブラウザで使える Web システムに作り替えます。
合うケース
- 何人もの人や、複数の拠点で使う
- ブラウザやスマートフォンから使いたい
- 権限や記録の管理(内部統制)が必要
- あとから機能を足していきたい
既製サービスに置き換える
市販のクラウドサービスなどに切り替えます。
合うケース
- どの会社にもある一般的な業務
- 既製のサービスの機能で足りる
64bit 対応などの「直して使い続ける」作業も、当社でお受けします。
3つの道のどれが合うか、判断の目安を表で整理したコラムもあります。
Access を直すか、Web に移すか:判断の目安を表で整理する一人に頼る、から、体制で支えるへ
今の Access と、Web に移すときに作れること
社内だけで使っていても、気づきにくいことがあります。これまで業務を支えてきた Access の作りによることで、使い方の問題ではありません。
| 項目 | 今の Access | Web に移すときに作れること |
|---|---|---|
| 直せる人 | 今の Access作った人が異動・退職すると、直せる人がいなくなります。 | Web に移すときに作れること作った当社が、直し続ける体制まで用意します。 |
| データの持ち出し | 今の Accessファイルをコピーすれば、データを丸ごと持ち出せます。 | Web に移すときに作れること画面で見られる範囲を、人ごとに決められます。 |
| 記録 | 今の Access誰が見た・変えたかは、作り込まないと残りません。 | Web に移すときに作れること誰が・いつ・何を見た・変えたかを残せます。 |
| 辞めた人・異動した人 | 今の Access共有フォルダの権限の設定しだいです。手元に持ち出したコピーは止められません。 | Web に移すときに作れることその人のアカウントを止められます。 |
| バックアップ | 今の Access手でコピーしていると、漏れが出ることがあります。 | Web に移すときに作れること決めた間隔で、自動で取る作りにできます。 |
| 弱点が見つかったとき | 今の Accessサポートが終わった版(2021 以前)は、直されません。Microsoft 365 の Access は更新が続きます。 | Web に移すときに作れること直し続ける必要があります。 |
Web に移すだけで、守りが固くなるわけではありません。権限・記録・バックアップの決まりを、移すときに一緒に作ります。直して使い続けるときも、既製サービスに置き換えるときも、同じことを決めておきます。
閉じて守る、から、決めて守るへ
Web システムにしても、インターネットに公開するとは限りません
Web システムとは、ブラウザで使う作りのことです。どこからつながるようにするかは、作りとは別に決められます。
今
社内だけで使っている
社内の共有フォルダや、決まった PC から使っています。
移したあとの形の例
社内のネットワークからだけ使う
今と同じく、社内のネットワークからだけつながる形です。画面はブラウザで開きます。
移したあとの形の例
社外(在宅・ほかの拠点)からも使う
会社のアカウントでのログインと、本人の確認を重ねる仕組み(多要素認証)を通った人だけが、システムに届く形です。
どの形にするかは、お客様の社内の決まりを伺ってから、一緒に決めます。
Web に移すときに、決めておく4つのこと
作り方と一緒に、守り方も決めます。
どこからつながるようにするか
社内のネットワークからだけか、社外からも使うか。
どうログインするか
会社のアカウントでのログインや、多要素認証を使うか。
権限・記録・バックアップ
誰に何を許すか、何を記録するか、どう戻すか。
弱点が見つかったとき、誰がどう直し続けるか
作った当社が、直し続ける体制まで用意します。どこまでお任せいただくかを、一緒に決めます。
情報システム部門の方へ:どこからつながるか、ログイン、権限・記録・バックアップ、移したあとの直し方を、審査で確かめたい項目に沿ってご説明します。
守り方の進め方も、30分の無料オンライン相談でご相談いただけます。
Access の場合の例を、コラムで詳しく説明しています。
Access を Web に移すときの守り方:PHP の脆弱性「PHP2shell」から考える
無料Web診断からの流れ
無料Web診断で目安をつかみ、ご相談と棚卸しでツールの中身を確かめてから、進め方を一緒に決めます。
まずは
無料Web診断(Access版・約3分)
選択式の質問に答えるだけで、おすすめの進め方(直す・Web に移す・置き換える)の目安と、先に手を付けたい課題がその場で分かります。
STEP 1
棚卸し
30分のオンライン相談で、ツールの数や使われ方を伺います。必要に応じてファイルをお預かりし、画面と帳票、VBA、つながっている先を確かめます。ファイルを確かめる作業に費用がかかる場合は、前もってお伝えします。
STEP 2
進め方の決定
直す・Web に移す・置き換えるのどれにするか、範囲と順番を決めます。
STEP 3
移行
決めた進め方で作業します。データを移す方法と、切り替える日は前もって決めます。
STEP 4
AX化
Web に移したあと、必要に応じて AI を組み込みます。
たとえば、入力の手助け、集計、社内の問い合わせへの回答の下書きなどに、AI を使う方法があります。どこに使うかは、業務とデータを確かめてから一緒に決めます。小さく試すところから始められます。
直すか、Web に移すか。迷ったら、ご相談ください
30分の無料オンライン相談は、お電話・メールでもお申し込みいただけます。
担当部署:DXサービス部,
受付時間:平日 9:30〜18:00
対象になる Access
1つのツールからご相談いただけます。
- .mdb・.accdb のファイル(.accde・.mde しか残っていないものも)
- 古い版から Microsoft 365 まで
- VBA が少ないものから多いものまで
- SQL Server などのデータベースや、ほかのシステムとつながっているもの
- 1つの部署だけで使っているツール
AS/400・ACOS など基幹システムの移行をお考えの方へ
AS/400(IBM i)や NEC ACOS などの移行と、システムごとの無料Web診断は、AXマイグレーションのページでご案内しています。
よくある質問
仕様書がありません。相談できますか?
はい。仕様書が無くてもご相談いただけます。画面・帳票・VBA を見ながら、ツールが何をしているかを確かめます。
社内だけで使っていたシステムを Web にして、セキュリティは大丈夫ですか?
ご心配はもっともです。Web システムも、使っているソフトウェアに弱点(脆弱性)が見つかれば、直すまでの間は、そこを突かれるおそれがあります。そこで、どこからつながるようにするか(社内のネットワークからだけ使うか、社外からも使うか)、ログインのしかた、権限・記録・バックアップの管理を、進め方を決めるときに一緒に決めます。移したあとも、弱点が見つかったときに直し続ける体制まで、作った当社が用意します。どこまでお任せいただくかは、進め方とあわせてご相談します。なお、サポートが終わった版の Access は、弱点が見つかっても直されません。
社外から使えるようにしなくても、Web に移せますか?
社内のネットワークからだけ使う形もあります。どこから使えるようにするかは、お客様の社内の決まりを伺ってから決めます。
情報システム部門の審査に向けて、説明してもらえますか?
はい。審査で確かめたい項目(どこからつながるか、ログインのしかた、権限・記録・バックアップ、移したあとの直し方など)を伺い、それに沿ってご説明します。内容に応じて、エンジニアも同席します。
.accde(.mde)のファイルしかありません。
ファイルを確かめて、何ができるかをお伝えします。.accde(.mde)では、テーブルのデータは多くの場合取り出せますが、VBA のコードやフォーム・レポートの設計は取り出せません。画面の動きを確かめながら、作り直す形になります。
一部だけ Web に移せますか?
はい。よく使う機能から移し、残りは今の Access で使い続ける進め方もできます。
費用は何で決まりますか?
画面と帳票の数、VBA の量、ほかのシステムやデータベースとのつながり、データの量と状態で決まります。中身を確かめたうえでお見積もりします。無料Web診断と30分のオンライン相談に、費用はかかりません。
期間はどのくらいかかりますか?
ツールの大きさと進め方によって変わります。中身を確かめたうえで、進め方とあわせてお伝えします。
作業中も、今の Access は使えますか?
多くの場合、切り替えの日までは今の Access をお使いいただけます。データを移すときなどに、入力を控えていただく時間が出ることがあります。日程は前もってご相談します。
大きな会社の、1つの部署だけでも相談できますか?
はい。1つの部署の、1つのツールからお受けします。
個人情報が入っていても、相談できますか?
はい。どんな情報が入っているかを最初に伺い、データの扱い方を一緒に決めます。無料Web診断の詳しい質問でも、入っている情報の種類を選べます。
情報システムの担当者でなくても答えられますか?
はい。すべて選択式で、わからない質問は「わからない」を選べます。詳しい質問は任意です。
相談はどのように進みますか?
30分の無料オンライン相談が基本です。内容に応じて、エンジニアも同席します。お申し込みは、無料Web診断の結果画面のほか、お電話・メールでも承ります。
安心して任せられる理由
セキュリティ
お預かりした仕様書・ソースコードなどは、学習データとして利用されない安全な環境で処理します。
対応範囲
直す・Web に移す・置き換える、どの進め方もご相談いただけます。1つの部署の、1つのツールからお受けします。
DX認定事業者
エス・エー・エス株式会社は、経済産業省が定める「DX認定制度」の認定事業者です。
プライバシーマーク
エス・エー・エス株式会社は、プライバシーマーク(認定番号:10822550、JIS Q 15001:2023 準拠)を取得しています。
ISMS(ISO/IEC 27001)
当社の本社で行うAXマイグレーションの設計・開発は、ISMS(認証番号:IS609954)の認証範囲「本社における業務系システム開発」に含まれます。
移したあとも
作った当社が、弱点が見つかったときに直し続ける体制まで用意します。
無料Web診断(Access版)
Access のツールについて、選択式の質問に答えるだけ。約3分で、おすすめの進め方(直す・Web に移す・置き換える)の目安と、移行の難しさと急ぎ度合い、先に手を付けたい課題が分かります。最後に会社名とご連絡先を入力すると、結果をその場で表示します(印刷・PDF 保存もできます)。無理な営業はいたしません。
- 選択式・約3分
- 移行難易度の目安
- 優先すべき課題
STEP 1 / 5体制とバージョン
「任意」と書かれていない質問は、すべてお答えください。わからない質問は「わからない」を選べます。
Access 以外のシステムは「戻る」から選び直せます。
まずは、お使いの Access を確かめるところから。
直すか、Web に移すか、置き換えるか。決める前に、今のツールの状態を知っておきませんか。
無料・選択式・約3分
担当部署:DXサービス部,
受付時間:平日 9:30〜18:00
Microsoft、Access は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
